【コラム】報酬の計算方法概要を知ろう!放課後等デイサービス編
こんにちは! Kensei療育.net 広報担当です。
今回は
- 放デイの概要を学び始めた
- 収支を考える上での売り上げを知りたい
方に向けた記事になります!
報酬って何だろう?
厚生労働省等の公的文書では、
放課後等デイサービスにおいて得られる賃金のことを「報酬」
と記載しています。
労働基準法などの労働法では「賃金」
健康保険法などの社会保険では「報酬」
と呼ばれ方が区別されますが、基本的な意味は同じです。
放課後等デイサービスでは、報酬を計算するために
「単位」という数字を基本として計算します。
そのため、報酬について調べると「単位数 500」のように記載されているのですね!
大まかな売り上げを知るには
- 基本単位
- 取得する加算
- 地域単価
- 開所日数
- 利用者数
この5ポイントが整理できればOKです!
各ポイントごとの注意点がいくつかあるのですが
今回は概要をお伝えします!
Lets’ try !!
週5日で稼働(祝日も営業)として、7月に施設を開業する場合、
概算は以下になります。
基本単位
「サービス提供時間が3時間以上か、未満か」によって「区分」が決められています。
ほとんどの場合はサービス提供時間3時間以上の「区分1」で申請します。
区分1・・・ サービス提供時間が3時間以上
区分2・・・サービス提供時間が3時間未満
この区分を基準にして、平日と休校日それぞれの単位が決まっています。
今回の計算では、放デイ【区分1】と仮定したので
平日【604】休校日【721】という基本単位を入れました。
※区分について、また別の機会で解説します。
加算
取得できる加算の合計を出します。
今回は最低限で、加配加と送迎加算を取得した想定で計算しています。
加配加算 加配人員の所持資格:保育士【187】
送迎加算 片道【54】×2(行きと帰りで往復利用を想定【108】
合計【295】
※加配加算の考え方など、また別の機会で解説します。
地域区分
開業する地域ごとで決められております。
今回は5級地の10.60で計算しました。
1級地【11.20】~7級地【10.18】
ここに該当しない地域は、その他【10.00】となります。
※地域区分について、また別の機会で解説します。
開所日数
今回は7月開業を想定しましたので
平日を10日、休校日を13日と計算しました。
休校日の考え方ですが、「学校がお休みの日」として考えるため
平日の祝祭日や夏休み・冬休みなども休校日と考えることができます。
利用人数
通ってくれたお子さんの人数です。
弊社では、基本的に「1日利用者10名まで」の事業所開設をご提案します。
そのため、満員だと「10名」ですが、今回は半分の「5名」で計算しました。
もちろん1日利用者20名という選択肢もあります。
自己資金の金額、融資が必要かそうでないのか、採用できるスタッフ数
など様々な要因が絡みますので、お気軽にご相談下さい。
さて、ここまで見ていただくと
売り上げ=「単位合計【基本単位】+【加算単位】」
×【地域区分単価】×【開所日数】×【利用人数】
この式がなんとなく御理解いただけたのではないかと思います。
ちなみに、この想定で7月の休校日の売り上げは
以下になりました。
この想定では月の売り上げは
平日 476,470円 + 休校日 700,024円 =1,176,494円
このように計算ができました!!
Congratulation!!
今回の計算は、一例に過ぎません。
取得する加算、稼働日数、開業する地域、需要、サービス提供時間、利用者の数・・・
様々な要因で売り上げは大きく変わってきます。
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