放課後等デイサービスのイベントと教材 子どもたちの笑顔を引き出す工夫
放課後等デイサービスでは、日々の療育や支援に加え、子どもたちが楽しめるイベントや教材を活用しています。
どんな活動が子どもたちに好評なのか、また逆に難しいと感じるケースは何か、今回は健生の直営事業所のスタッフのリアルな声をもとに紹介します!!!
1.イベント:子どもたちに人気の活動
放課後等デイサービスの事業所では、さまざまなイベントが開催され、子どもたちが笑顔で参加しています。
人気なイベントとして意見が多かったのはこちら!
青空教室:公園に出かけ、ビニールシートを敷いて駄菓子屋ごっこを楽しんだり、室内での活動を外で行うイベントです。事業所を出て新鮮な場所での活動は子供たちに大好評だとの声が多数!
買い物体験:実際にお店に行き、自分でお金を計算しておやつを選ぶ体験は、子どもたちにとって楽しみながら学べる絶好の環境です。
おやつクッキング:自分で作るおやつに子どもたちは達成感を味わうことができ、食べることが大好きな子どもたちに特に人気があるイベントです。
誕生日のお祝いやお出かけピクニックなど特別な日や屋外での活動は日常と違った楽しみを提供しています。
特に、外で体を動かす活動や、地域と触れ合う体験は子どもたちに大好評です。普段、家庭や学校ではなかなか体験できないことを楽しみにしている子どもたちは、外出や新しい場所を訪れるイベントに喜んで参加しています。
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2.繰り返しのイベントは不評になるかも??
一方で、同じ内容のイベントや同じ場所への訪問を繰り返すと、スタッフの目から見て子どもたちの興味が薄れいると感じることもあるようです。
特に活発な子どもたちは、常に新しい刺激を求めているため、「同じことの繰り返しでは飽きてしまう」との声が現場から上がっています。バラエティに富んだ活動を提供することが、子どもたちの興味を引き続けるポイントとなります。
3.子どもたちに人気の教材
教材の選定も、子どもたちが興味を持って取り組めるかどうかに大きな影響を与えます。さらには事業所の目玉となるような教材を取り入れることで利用者増、子どもたちの安定した通所につながることも考えられます。
特に人気があるとの声が上がったのは以下の教材です。
感覚遊びや制作遊びの教材
段ボールや寒天、片栗粉、粘土、紙コップなど、触って楽しむことができる教材、自分で作る工作は、感覚遊びが好きな子どもたちに大人気です。
これらの素材を使った遊びは、創造力を育むだけではなく、感覚を刺激するため、療育の一環としても人気です。
本物の楽器
ギターやマラカスといった本物の楽器に触れる機会は、音楽が好きな子どもたちにとって特別な体験となります。
音楽活動は、情緒の安定やコミュニケーション能力の向上にも役立ちます。
デジタル教材やゲーム要素のあるもの
デジタルデバイスを活用した教材や、ゲーム的要素の強い活動は、集中力を引き出すために効果的です。
子どもたちが楽しく取り組める工夫が詰まっています。
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4.苦手な教材や不評なケースについて
リアルな声として気になるのが、失敗談…
現場に子どもたちに不評だったケースについても聞いてみました。
すべての教材がすべての子どもに受け入れられるわけではありません。
たとえば、以下のような教材が苦手な子どもたちもいます。
複雑な感触の素材
寒天や粘土、片栗粉など、触り心地が特殊な素材は、感覚過敏な子どもには不評なことがあります。
ただし、時間をかけて少しずつ慣れていくケースもあり、適切な支援の下で挑戦する姿が見られることもあります。
細かい作業が必要な教材
指先を使った細かい作業が必要な教材は、じっくりと集中して取り組むことが苦手な子どもたちには合わないことがあります。一方で、集中力を高めるために役立つケースもあるため、使い方次第で効果が変わると言えます。
まとめ
放課後等デイサービスの現場では、子どもたちが楽しみながら学べるイベントや教材を工夫し、提供していきます。
外での活動や買い物体験、感覚遊びなど、多様な体験が子どもたちの興味を引き、成長に繋がっています。一方で同じイベントの繰り返しや感覚に合わない教材は不評となることもあり、個々の子どもに合った活動を提供するための工夫が必要です。
放課後等デイサービスの運営で1番大事ともいえる療育内容。
子どもたちが学びながら楽しんで活動できるような工夫を株式会社健生ではサポートします!
オーナー様のご希望や強みを活かした事業所づくり、開業後の運営支援で変化についていける事業所を目指しましょう!