【コラム】集客のためにブログを始める!集客のためのポイントはなに?
事業所の開業にこぎつけた後、ブログを始めることは安定的な集客のための有効な手段です。しかし、中にはブログの持ち味を生かしきれず、単なる日々の報告や食べ歩き自慢のような内容となっているケースをしばしば見かけます。集客ツールとしてブログを始めるのであれば、要点を押さえて店の魅力や経営者の人柄が伝わる文章を伝えていかなければなりません。
集客につながるブログにするための、ポイントを見ていきましょう。
集客のためのブログであることを忘れない
ブログを開設したのであれば、読んだ人が「この事業所に行ってみたい」と感じるような内容を意識しなければなりません。モバイルなどから簡単に文章を掲載できる環境にはなりましたが、毎日のようにブログをアップするのはなかなか手間がかかる作業です。せっかく時間をかけてブログを書くからには、集客という目的に結び付くよう心がけていきましょう。
「この事業所に行けば自分の悩みが解決するかもしれない」「抱えている症状が良くなるかもしれない」「一度試してみたい」読み手がそうした気持ちになれるのであれば、時間を割いてブログを書くことに大きな意義があります。また、対面でもなかなか伝わりにくい経営理念や療育にかける思いなどに関しては、文章表現というブログならではの効果が最大限に出てきます。
ターゲットに読まれる文章を書く
事業所の立地環境や実際に来所する利用者層から、ブログを読んでもらいたいターゲット層が絞り込まれます。そのターゲットに印象を残せるような、文章の書き方を工夫していきましょう。趣味で書いているのならともかく、集客を目指すブログであれば、事業所に求められている役割をブログから発信していく必要があります。
文体はターゲットに合わせて、若い層であればフレンドリーさを意識しシニア層であれば、「親しみやすい中にも丁重さを」といった書き分けを行います。文章を書きなれていない場合には、ひとつの文を短くすることと、主語述語の関係に注意することから始めてください。
子育ての疑問に関する有益な情報を発信する姿勢は、ブログを定期的に読んでもらうための重要なポイントです。
例えば、「雨が続くシーズンに効果的な室内遊び」「夏休みの宿題の計画の立て方」といったテーマならば、興味をもってもらえそうです。
それに対して「当事業所ではこうした療育を行って効果を上げている」とアピールすれば来所のきっかけづくりになります。また、自宅でできる簡単なケアなども、ブログの読者を増やせる内容です。良質な情報を発信し続ければ、知識を持った職員であることが自然と伝わります。定期的なブログの発信は、経営者の誠実な姿勢を示してくれるでしょう。
検索で上位表示されるテクニックを知ろう
どれほど努力して良いブログを書いていても、訪問して読んでくれる人がいなければ、なんの役にも立ちません。ブログでの集客を考えるのであれば、検索結果表示のしくみを知り、戦略的にブログを活用していく必要があります。日本の検索エンジンシェア率を見ると、Googleが約67%、Yahooが約29%となっていますが、実はYahooの検索エンジンの中身はGoogleと同じです。
そのため、Googleがほぼ9割以上独占していることになります。最近のGoogleは良質なコンテンツを絞り込み、上位表示させる機能を順次追加しています。そのため、内容をコピーしたようなムダなページを持つサイトや、意味のないリンクが張られたサイトは排除されたり警告を受けたりします。
ブログの場合でも内容が充実しているのはもちろん重要ですが、そのほかにも上位表示が期待されるテクニックが複数あります。その中でも比較的簡単にできるのが、次の3つです。
- 検索されやすいキーワードを記事内に登場させる
- 記事の長さに注意する
- ブログタイトルにはキーワードを入れる
記事のタイトルにキーワードを入れるというのは、検索エンジン攻略法の基本中の基本です。検索されやすいことばを研究し、うまくタイトルに入れ込んでください。できればタイトルの前側に入っている方がより有利という説もありますが、不自然になるようであればあまり気にしなくても良いようです。読者が知りたいと思われるキーワードを、バランスよく記事の中にも配分していきましょう。
あまり入れすぎるのは、逆効果になります。文字数全体に対してのキーワード比率は、2~5%程度がベストと言われています。しかし、そこまで意識しなくても、良いブログにしようとすれば自然にキーワードが出現するはずです。記事ひとつの長さはあまり文字数が多すぎても、少なすぎても上位表示から外れます。読者が飽きずに読める長さとしても、1000~2000文字程度が適当といえるでしょう。
まとめ
ブログやSNSは今や集客戦略の中で外せないツールとなっています。しかし、単にだらだらと文章を投稿しても、読者が増えず、事業所のファンづくりにも役立ちません。書いた文章を少しでも集客に貢献させられるように、読み手に与える印象を考え、検索結果上位に表示される工夫を重ねていきましょう。