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2024.02.22
報酬改定コラム放デイ

放課後等デイサービスにおけるBCPとは?BCP策定をすべき理由も解説!

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放課後等デイサービスを運営する上で、突発的な事態にどう対応するかは重大な課題です。そこで重要となるのがBCPです。

この記事では、放デイのBCPの概要から、なぜ策定が必要なのかを明確に解説します。事業の安定運営を支え、万が一の状況にも迅速かつ適切に対応できるようになるための手法を、分かりやすくご紹介します。

BCP策定により、安全で信頼できる放課後等デイサービスを提供する一歩を踏み出しましょう。

放課後等デイサービスにおけるBCPとは


日本は東日本大震災や新型コロナウイルスのパンデミックといった前例のない事態を経験しました。これらの経験から、放課後等デイサービスにおけるBCP(事業継続計画)の重要性が高まっています。


BCPは、予期せぬ状況下でもサービスを継続し、迅速に復旧するための指針です。特に、発達障がいや知的障がいを持つ子どもたちが安心して過ごせるような環境を維持するためには、緊急時にも対応できる計画が不可欠です。

BCPの意義

BCP、つまり事業継続計画の策定は、放課後等デイサービス運営において非常に重要な役割を果たします。

その主な目的は、緊急事態が生じた際に事業の継続や迅速な復旧を可能にすることです。これにより、顧客からの信頼を保ち、組織の価値を維持、さらには向上させることができます。また、想定外の事態で指揮系統が機能しなくなった場合でも、個々の拠点が自ら判断し、行動を起こしやすくなります。

BCPを作成するには

BCPを作成する際、特に児童発達支援や放課後等デイサービスのような障害福祉サービスにおいては、厚生労働省が発行しているガイドラインが大変参考になります。

このガイドラインには、自然災害や新型コロナウイルス感染症など様々な状況に対応するための要点が分かりやすくまとめられています。このガイドラインを読むことで、BCPと放課後等デイサービスの関連性を理解し、どのような準備を進めるべきか具体的な方向性を得ることができるでしょう。

 

自然災害発生時の業務継続ガイドライン

 

新型コロナウイルス感染症発生時のガイドライン

 

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放課後等デイサービスがBCP策定をすべき理由

放課後等デイサービスがBCP策定をすべき理由について解説していきます。

安心・安全な居場所を早く取り戻すため

放課後等デイサービスにおけるBCP(事業継続計画)の策定は、災害や緊急事態が発生した際に、利用する子どもたちに迅速に安全かつ安心な居場所を提供するために不可欠です。

BCPにより、サービスの中断を最小限に抑え、通常の活動を早期に再開できる体制を整えることが可能になります。これにより、子どもたちが日常生活に早く戻れるようサポートし、心理的な安定を図ることができます。

災害時のスタッフの役割を明確にするため

災害時におけるスタッフの役割を明確にすることは、BCP策定の重要な要素です。

具体的な役割分担や対応策を事前に決定しておくことで、緊急事態発生時に混乱を避け、スムーズな対応を実現できます。スタッフそれぞれが自分の任務を理解し、効率的に行動できることは、サービスの継続はもちろん、子どもたちの安全を守る上で極めて重要です。

 職員を守るため

BCPの策定は、利用者だけでなく、職員の安全と健康を守るためにも重要です。

災害や緊急事態が発生した際、職員が安全に仕事を続けられるような環境を確保することは、サービスの質を保つ上でも重要です。職員が安心して働ける体制が整っていることは、組織全体のモラルを高め、より質の高いサービスの提供に繋がります。

放課後等デイサービスでBCPを策定しないとどうなる?

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放課後等デイサービスで事業継続計画(BCP)を策定しない場合、いくつかのリスクに直面する可能性があります。


最も顕著なのは、基本報酬の減算です。BCPがない状態で災害や緊急事態が発生した際、サービス提供に必要な基準を満たせなくなり、それが報酬減算の原因となる可能性が高いです。このほかにも、緊急時の対応が不十分であるために利用者や職員の安全が確保できない、サービスの質が低下する、利用者やその家族からの信頼を失うなど、多方面にわたる深刻な影響が生じる恐れがあります。

したがって、BCPの策定は単なる形式的なものではなく、サービスの持続と品質向上のために不可欠です。

 まとめ【放課後等デイサービスのBCP義務化は2024年4月から】

本記事では、放課後等デイサービスにおけるBCP(事業継続計画)の重要性と策定すべき理由を詳しく解説しました。

特に重要な点は、2024年4月から放課後等デイサービスでのBCP策定が義務化されることです。これは、サービス提供の継続と品質の維持を目指す重要なステップとなります。

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