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2023.10.24
開業コラム放デイ

放課後等デイサービスの開業で失敗する5つの原因は?失敗しないコツも紹介!

失敗する原因は?失敗しないコツも紹介!

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放課後等デイサービスの開業に夢を抱きつつも、失敗の不安を感じていませんか?

多くの人が同じ道を歩んできましたが、実は共通の失敗要因がいくつか存在しています。

この記事では、放課後等デイサービスの開業で失敗する原因を深堀りしながら、失敗を回避するための具体的なコツも紹介します。

また、弊社では放デイの開業についてのご相談を無料で受け付けております。ぜひお気軽にご連絡ください。

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放課後等デイサービスの開業は失敗しやすい?

放課後等デイサービスの開業は、需要が高まる一方で、失敗する事業所も少なくありません。国民健康保険団体連合会のデータでは、障害福祉サービスの利用者数が平成28年度から令和6年度までに約34%増加しており、需要が拡大していることが分かります。

 

しかし、それ以上に事業所数が増えているため、一部地域では供給過剰となり、新規参入者が十分な利用者を確保できないケースが多発しています。特に、競合との差別化が不十分な場合、利用者獲得がさらに難しくなるのが現状です。

 

また、利用者1人当たりの費用が増加しているため、効率的な運営や収支の管理が求められます。開業の成功には、地域の需要を正確に把握し、他社との差別化を図る綿密な準備が重要です。

放課後等デイサービスの開業で失敗する5つの原因

放課後等デイサービスの開業で失敗する原因を5つお伝えします。

オーナーが従業員のケアを怠る

放課後等デイサービスは、職員にとって負担の大きい仕事です。発達障がいを持つ子どもたちはこだわりが強く、時に反抗的な態度を示すことがあり、その対応には専門知識と細やかな配慮が求められます。

職員が悩みや疲れを抱えないよう、オーナーが日頃から気を配ることが重要です。また、労働条件を整え、努力に見合った評価を行わないと、離職につながる恐れがあります。

定員を満たさない状態が2〜3ヶ月持続すると、施設運営自体が難しくなるケースも出てくるでしょう。そうなれば、サービスが提供できなくなるだけでなく、信用も失いかねません。

さらに、人間関係にも注意が必要です。不和がある職場ではチームワークが崩れ、療育に悪影響を及ぼす可能性があります。職場環境の改善を怠れば、教室の維持は難しくなります。

人材を確保できない

放課後等デイサービスの数が増える中で、優秀な人材は労働環境の良い職場を求めて流出する傾向があります。資格取得が難しい児童指導員や保育士の確保は容易ではなく、特に保育士の有効求人倍率が一時3.86倍に達したこともあります。

意思疎通が不足し、人間関係や給与面で不満がある職場では人材が定着しません。現職の従業員を大切にし、働きやすい環境を整え、魅力的な事業所を作ることが成功への鍵となります。

不要な職員を採用してしまう

放デイの人材採用は難しく、施設には厳格な人員配置基準があります。例えば、1日に受け入れる子どもが10名までの施設では、最低1名の児童発達支援管理責任者と最低2名の児童指導員または保育士が必要です。

不適切な採用を避けるためには、施設のニーズに合った人材を選ぶことが重要です。専門職を採用し、加配加算を活用することで、療育の質と経営の安定を図ることができます。

FCのロイヤリティで経営が圧迫される

放課後等デイサービスの運営は、店舗ごとの月商と月利に一定の上限が見られることが一般的です。

そして、そのコストが事業の利益を圧迫し、結果的に運営に頭を抱える事態を招くこともあります。

これを防ぐためにも、費用対効果を常に検証し、適正なコスト管理を心がけることが大切です。

集客が上手くいかない

「集客がうまくいかない」多くのデイサービス開業者が直面するこの課題。サービスの質がよくても、アピールが上手く行かないと開業は失敗してしまいます。

例えば、特色ある運動療育やプログラミングを提供しているのに十分な契約に結びつかないのは、その魅力をアピールする営業活動や宣伝が足りない可能性があります。

集客を成功させるには、サービスの質と共に、その魅力を如何に伝えるかがカギとなります。

放課後等デイサービスの開業後に失敗を防ぐ3つの方法

放課後等デイサービスの開業後に失敗を防ぐ3つの方法をお伝えします。

労働条件の改善・従業員のケアを行う

運営する施設の中で、従業員の満足度や定着率を上げることは経営の鍵となります。

従業員が長く勤務することで、効率的な業務運営はもちろん、人材採用にかかる費用の削減も期待できます。こうした背景から、「スタッフが安心して長く働ける環境づくり」に真剣に取り組むことが必要です。

具体的には、スタッフが上司に対して気軽に相談できる環境の構築、無駄な会議の削減、充実した教育制度の導入などが考えられます。

加算制度を活用する

加算制度をうまく取り入れることで、スタッフの給与アップや職場の満足度を向上させることが可能です。

例として、介護職員処遇改善加算の中で、加算Ⅰは1人あたり月額37,000円に対し、加算Ⅴは1人あたり月額12,000円です。この金額の違いは、従業員の職場満足度や業務効率に大きく影響します。

これを活用して、スタッフの待遇を改善することで、長期的な安定した運営を目指すことができるでしょう。

加算制度について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になさってください。

放デイ開業後の運営を成功させる加算制度とは>>

営業戦略の見直し

放課後等デイサービスの運営で躓いた際は、事業の基盤となる理念を再確認し、それに基づく営業戦略の再構築が必要です。

理念に基づいて、ターゲット利用者を明確にし、それを中心としたサービス提供や広報活動を行うことが効果的です。理念をスタッフ全員で共有し、一致団結して取り組むことで、サービスの質向上や集客力の強化が期待できます。

放課後等デイサービスの開業で失敗しない2つのコツ

放課後等デイサービスの開業で失敗しない2つのコツをご紹介します。

開業前に商圏調査を行う

放課後等デイサービスを開業する際、失敗を避けるための一つの秘訣は、しっかりとした商圏調査を実施することです。

注目すべきは、アクセスしやすいロケーションにあり、かつ競合施設が少ないかどうかを確かめる点です。利用者がどこから来るのか、周辺の同種のサービス提供施設はどのくらい存在しているのか、といった情報を前もって把握し、戦略を練る基礎としています。

この情報があれば、自分のサービスがどのような位置づけで展開できるか、どういった強みをアピールすれば良いかが見えてきます。

開業場所の選定については以下の記事も参考になさってください。

成功する放デイ開業場所の共通点とは>>

支援プログラムを明確化する

もう一つのコツは、支援プログラムをしっかりと明確化し、それを利用者に明示することです。

提供するプログラムやアクティビティが具体的であり、そしてそれらがどのように子どもたちの成長や発達をサポートするのかをわかりやすく説明することで、利用者からの信頼を勝ち得ることができます。

特に、自分たちのサービスが他と何をもって違うのか、どんな価値を提供できるのかを明確にコミュニケーションすることで、選ばれるサービスに一歩近づくでしょう。

放デイの差別化については以下の記事も参考になさってください。

放デイ開業で生き残るための差別化とは>>

まとめ【放課後等デイサービスの失敗しない開業・経営はKensei療育.net】

今回の記事では、放課後等デイサービスの開業で失敗する原因と、失敗しないコツについて解説してきました。

職員の離職やコンサル費用の圧迫、集客が上手く行かないことなどが失敗の原因となるので、それらを解消する必要があります。また、開業前に商圏調査を行い支援プログラムを明確化することで、良いスタートをきることができるでしょう。

Kensei療育.netでは、多彩なサポートパッケージを展開しており、事業形態に柔軟に応じたサポートを提供しています。

店舗設計から開業に至るまでの下準備、さらに実際の運営にまつわる専門的なアドバイスまで、あなたのビジネスを全方位からサポートします。私たちのモットーは、オーナーそれぞれの思いやビジョンを大切にし、それを形にするサポートを行うこと。

放課後等デイサービスの失敗しない開業・経営は、Kensei療育.netにお任せください。

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